荒木絵里香、35歳の挑戦!東京オリンピックへ再始動!娘へ伝える思いとは?

35歳、現役のプロバレーボール選手であり、6歳の女の子のお母さんでもある荒木絵里香さん。

北京、ロンドン、リオの3大会オリンピックを経験して、日本の女子バレーボール界のレジェンドと呼ばれている荒木選手ですが、出産を経験して、35歳になった今でもなおプレイし続ける道を歩んでいるのは、なぜなのでしょか?

荒木絵里香って、どんな人なの?バレーボールを続ける思いとは?現役アスリートとして、どんな風に家庭を築いているの?

いろいろ調べてみました!

同じ女性として、母として、思わず応援したくなる荒木選手の魅力を、ぜひご堪能ください!

荒木絵里香とは?

名前:荒木絵里香(あらき えりか)

生年月日:1984年8月3日

出身地:岡山県倉敷市

身長:186cm

体重:79kg

血液型:O型

所属:トヨタ車体クインシーズ

鉄腕えりかの異名を持つ荒木選手ですが、彼女の武器はなんといっても鉄壁のブロックですよね。

2008年の北京オリンピックでもベストブロッカーに選ばれています。

幼いころからさまざまなスポーツを習っていた荒木選手ですが、バレーボールを始めたのは小学校5年生の時。

その時には、身長は174センチもあったそうです!

174センチで、ランドセルを背負い、プリーツスカートをはいて通学していたとか。ご本人いわく、なかなかつらかったようです。

中学生の頃には180センチを超えていたそうで、このまま伸び続けたらどうしようと、本気で悩んだそうですよ。

周りにもいろいろ言われて、身長のことでつらい思いもしたようですが、両親がさまざまなスポーツをやらせてくれたおかげで、今では良かったと思えているそうです。

そんな荒木選手ですが、35歳になった今、バレーボールに対してどんな思いを持っているのでしょうか?

荒木絵里香、東京オリンピックを集大成に!

東京オリンピックを最後に、引退を考えていたという荒木選手。

2020年を自身の競技人生最後の集大成とさだめ、幼い娘をおばあちゃんにあずけて、バレーに集中しようと決めていたそうです。

しかし、世界中を恐怖におとしいれたウイルスのせいで、東京オリンピックは1年延期となってしまいました。

延期の決定を知った時、荒木選手はパニックになったと言っています。

オリンピックが終われば、やっと家族と一緒に生活ができる。そう思って、家族との時間を犠牲にしてでも練習に集中してきたのに、それがまだ1年続くと思うと、もう無理だと感じたそうです。

もう1つ、年齢的にも限界を感じたとか。

若い選手たちが、1年延びたことを前向きにとらえて、練習する時間が増えたのだから、もっと強くなって挑戦できると言っているのを聞いて、自分の1年と彼女たちの1年は全く意味が違うのだと感じたそうです。

自分は、1年したら、今より強くなっているのか?今より、高く飛べるのか?

それよりも、確実に今よりおとろえているんじゃないか?

そんな風に考えていると、どんどん自信がなくなっていき、もう東京オリンピックをあきらめようと考えたそうです。

そんな荒木選手をはげまし、勇気づけてくれたのは、荒木選手のお母さんと、夫である元ラグビー日本代表の四宮洋平さんだったのです。

家族を千葉に残し、自分は単身でチームの拠点である愛知で生活しているため、荒木選手の娘はおばあちゃんが面倒を見ています。

そんな風に迷惑をかけている家族から、頑張れ、あきらめるなと言われて、荒木選手は1年後のオリンピックで、自分の全てを出し切ろうと決心しました。

8年ぶりに、荒木選手を日本代表チームのキャプテンに任命した中田監督は、経験豊富な荒木選手に若い選手をたくす気持ちでした。

その期待にもこたえたい。

オリンピックを経験したことのない若い選手たちに、3つのオリンピックを経験してきた自分だからこそ伝えられることはあるはずだ。

例えば、2008年の北京オリンピック。

初体験の荒木選手は、あまりの緊張に顔面がまっさおになったそうです。

初戦のアメリカ戦では、緊張のあまり思うように動けず、敗退。ほろ苦いオリンピックデビューとなりました。

緊張と興奮がおさえきれずに、初めてのブロックポイントでは、喜びすぎて口の中で舌を切ったそうです。

そんな経験を、言葉にして伝えることで、チームの選手たちを引っ張って行きたいと強く思っていたそうです。

キャプテンとしての責任をなげだしたくない。

何より、大好きなバレーをあきらめたくない。

そんな思いを胸に、荒木選手の最後のオリンピックへの挑戦が、再び始まったのです。

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母として、トップアスリートとして、娘に伝えたい事とは?

 
 
 
 
 
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女性アスリートだけでなく、全ての女性の当たり前の選択肢がもっと増えるといいと心から思う。 今日の日経新聞、朝刊です。 #母になってもプロでいる

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荒木選手のお父さんは、早稲田でラグビー選手として活躍されていました。社会人の監督もつとめられていたようですね。

お母さんは、体育教師をされていたそうです。まさに、アスリート一家ですね。

そんな荒木家ですが、娘の和香ちゃんは6歳。将来の夢はチアリーダーだそうです。

現在は荒木選手のお母さんが、荒木選手のかわりに子育てをされているようですが、ママとしては娘に対して、さびしい思いをさせているといつも罪悪感が消えないようです。

「ママ、バレーやめて」と、言われたこともあるそうです。

いつもそばにいてくれないお母さんに向けて、思わず本音が出ちゃったのでしょうね。

和香ちゃんも、さびしくてつらいでしょうが、こんな風に娘に言われて、荒木選手も本当につらかったでしょうね。

休みの日には、家に飛んで帰っていたようですが、わずかな時間を過ごした後、和香ちゃんは必ず泣いて引き留めたそうです。

ある時、荒木選手が愛知に帰ろうとすると、毛糸と折り紙で、おうちの中にがしかけられていたとか。

幼い娘が、自分を行かせないために一生懸命これを作ったのかと思うと、自分はいったいなにをやっているのだろうと、胸がつぶれそうになったと言っています。

それでもなお、バレーという夢をあきらめたくないと強く思う気持ちが、荒木選手を東京オリンピックへと向かわせているのでしょうね。

夢をかなえる姿を、娘に見てもらいたい。将来、どんな夢でもいいから、あきらめない強い思いを娘にも持ってほしい。

自分はアスリートだから、試合の場所でしか自分を表現することができない。

今まで自分が何のために頑張ってきたのかを、娘にオリンピックを直接見てもらうことで、分かってほしい。

そんな荒木選手の思いが、少し伝わったのか、和香ちゃんがおばあちゃんに、「ママはどうしてこんなにバレーが好きなんだろうね?」と聞いていたそうです。

好きなことをやっている。そのことが、ちゃんと娘にも伝わっているのだと、嬉しかったそうです。

東京オリンピックで、誰よりも輝くママの姿を、ぜひ和香ちゃんに見せてあげてほしいですね。

まとめ

  1. 荒木絵里香は、現在35歳の現役バレーボール選手。過去、3度のオリンピック出場をはたしている。
  2. 2020年に行われるはずだった東京オリンピックを最後の挑戦と決めて頑張っていたが、1年延期に。悩んだすえに、家族の後押しをうけ、挑戦することを決めた。2021年の東京オリンピックを自身の集大成にするべく、チームキャプテンとして再チャレンジへ。
  3. バレーボールは、自分の夢の全て。その気持ちを、娘にも分かってもらいたくて、娘にオリンピックを見せてあげたい。

子供を犠牲にして、好きなことをやっていると、心ない中傷を受けることもあった荒木選手ですが、自分が特殊な存在なのではなく、女性が結婚や出産で夢をあきらめない社会に変わってほしいと思っているようです。

自分がやりきることで、変わってほしい!

そんな荒木選手の熱いメッセージが、いろいろな人に届くといいですね。

鉄腕ママ、荒木絵里香の1年に、精一杯のエールを送りたいと思います!

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