瞳の貴公子と呼ばれている韓国トップ俳優のひとり、チソンさん。
視聴率保証男とも呼ばれ、出演したドラマはいつも高視聴率をマークして、日本でも話題になっています。
清潔感あふれるハンサムぶりが、あらゆる年代の女性たちをとりこにしていますよね。40代になって、ますます男の色気が増してきたようで、目が離せない俳優さんです。
容姿だけでなく、その演技力も高い評価を受けているチソンさんですが、どのようなドラマに出演されているのでしょうか?気になりますよね。
おすすめのドラマや、私生活、俳優になるきっかけなど、人気俳優のチソンさんをいろいろ探っていきたいと思います!
お付き合い、よろしくお願いします。
チソンとは?
名前:チソン(本名クァク・テグン)
生年月日:1977年2月2日
出身地:韓国永登浦区
身長:178センチ
血液型:A型
所属事務所:NAMOO ACTORS
幼い頃からスポーツ少年だったチソンさんは、中学生の時は野球選手になることが夢だったそうです。
ですが、高校生の時に映画「レインマン」のダスティンホフマンを見て、俳優になりたいと強く思うようになったのだとか。
チソンさんのお父さんは数学の教師だったそうで、俳優になりたいと夢見るチソンさんに、猛反対したそうです。
そんなお父さんの反対を押し切るような形で家を飛び出したチソンさんは、地下鉄の駅や公園で野宿をして過ごすこともあったそうで、実家からの援助を全く期待できないなかで、俳優になりたいという夢だけを頼りに苦しい時代を過ごしていました。
放送局にこっそり忍び込んで、勝手に撮影現場を見学したり、山積みにされて放りだされていた台本を読み漁ったりして、演技の勉強をしていたこともあったのだとか。
すごい執念ですよね。本当に俳優になりたかったのでしょうね。
そんなチソンさんですが、初めてのドラマ出演も、自分の力と根性でつかみ取ることに成功するのです。
チソンは本物の演技派俳優だった!
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チソンさんがドラマデビューしたのは、1998年のSBSドラマ「カイスト」です。
エリートばかりが集まる韓国国立科学院KAISTが舞台の青春ストーリーで、今をときめく韓国俳優たちの新人時代を見ることが出来る貴重なドラマです。
このドラマに出るために、チソンさんは制作サイドに突然連絡をして、直談判したのだとか。
ちょうど、新キャラクターのオーディションが開催される予定だったようで、プロフィールを持って来るように言われ、チソンさんはオーディションに参加するチャンスをつかみます。
そんなチソンさんを見込んだソン・チナ作家が、チソンさんのために本来はなかった新しいキャラクターを作り出し、見事ドラマデビューを果たします。
このドラマをきっかけにして、チソンさんの俳優としての未来が大きく開けていくことになるのです。
初めて主演をつとめたのは、2001年に放送されたMBCドラマ「華麗なる時代」です。
青春、恋、兄弟愛、家族愛を描いた、1970年代が舞台のドラマで、主人公チャン・ソクチンを演じます。
その後は、2003年最高視聴率47.7%をたたき出した「オールイン 運命の愛」に出演。
主人公イナの親友でライバル、裕福な家庭で育ったチェ・ジョンウオン役を熱演して、主人公イナ役のイ・ビョンホンをしのぐほどの人気を集めます。
2004年には「ラストダンスは私と一緒に」で大企業の御曹司役を、2013年「秘密」では財閥の御曹司役を熱演するなど、王子様キャラのチソンさんにピッタリの役柄で視聴者をとりこにしていきます。
ですが、容姿だけでなく高い演技力が武器のチソンさんは、自分のイメージとは全く違う役柄も見事にこなし、その実力が高く評価されているのです。
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こちらのインスタは、2017年に放送されたドラマ「被告人」の撮影現場のようです。
チソンさんが演じているのは、ある陰謀により死刑を宣告された囚人。ハンサムな御曹司役とは打って変わって、ワイルドな魅力にあふれていますよね。
チソンさんはこの役作りのために6キロも減量したそうです。
最終回では28.3%の視聴率を記録し、この年にチソンさんはSBS演技大賞を受賞しています。
2018年の「知ってるワイフ」では、こわい妻におびえて暮らす軟弱夫をコミカルに演じたかと思えば一転、2019年には「医師ヨハン」で天才医師役をかっこよく演じてくれています。
まさに、カメレオン俳優ですね。次はどんな色の役柄を演じてくれるのでしょうか?楽しみですね!
チソンが今後、やりたいドラマとは?
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ドラマ「ラストダンスは私と一緒に」で共演した女優のイ・ボヨンさんと、6年の交際をへて2013年8月に結婚したチソンさんですが、現在1男1女のお父さんです。
愛妻家で有名なチソンさんですが、奥さんが撮影に入る時には、自分のスケジュールを調整して家事や育児を引き受けるほどのイクメンだとか。
インタビューで家族について聞かれたチソンさんは、自分の時間は全て家族のものだと答えています。
仕事以外の時間は、1日でも休みがあれば家族とともに過ごしたい、個人的な時間には興味がないとも答えていました。
そんな、家族大好きチソンさんが最近気になるお仕事は、家族愛がたっぷり詰まった作品だそうです。
家族愛について描かれたシナリオなどを目にすると、自分が出演するドラマではなくても、ついつい目がいってしまうのだとか。
かっこいいお父さんを演じるチソンさんが見られる日も、近いかもしれませんね。
チソンの、演技に対する思いとは?
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確かな演技力が高い評価を得ているチソンさんですが、演技に対する思いには、並々ならぬものがあるようで、その俳優魂は仲間うちでも有名だそうです。
俳優のオ・デファンさんは、あるインタビューで、尊敬している俳優は?と聞かれて、チソンと答えています。
お芝居に対して、こんなにも最善を尽くす俳優は初めて見たと言っています。
真面目すぎるほど真面目に演技と向き合い、果てしなく最善を求め続ける姿に、尊敬せずにはいられないとも答えていました。
同じ職業の人からこんな風に言われるなんて、本当にかっこいいですよね!
実家を飛び出し、俳優になるためにさまざまな苦労を重ねてきたチソンさんだからこそ、やっとつかんだ俳優という仕事に対して、どんな時でも真剣に向き合っているのでしょうね。
俳優になるまでに、生活をするためにいろいろなバイトをしていたチソンさんは、その経験を俳優としての土台と考えているようです。
演技は必ず、直接経験したことが土台にならなければならない。と、あるインタビューで答えていました。
積み重ねてきたものを、全て自分の糧とする努力と、その努力を続けていく強い信念が、現在のチソンという俳優を作り上げたのでしょうね。
まとめ
- チソンは、俳優になりたくて父親の反対をおしきり、家出同然で実家を飛び出した。野宿生活を送った時代もあるほど苦労して、俳優になる夢をつかんだ。
- ハンサムぶりが話題となって、御曹司役などが多かったチソンだが、確かな演技力が高い評価をうけて、コミカルな役やワイルドな役も見事にこなし、多くの演技賞を受賞している。
- 結婚してからは、家族愛を描いた作品に興味がある。自分が出演するドラマでなくても、家族愛のつまったシナリオには目がいってしまうほどだとか。
- 演技に対しては、決して妥協しない。俳優仲間からも尊敬されるほど、つねに最善を求め続ける。
チソンさんが出演されているドラマは、本当にたくさんあるので、おすすめの作品は数えきれないくらいです。
ここに書いた以外でも、「キルミーヒルミー」で多重人格者を演じたり、「太陽を飲み込め」では孤児院で育った便利屋役をワイルドに演じたりと、その魅力はとどまることを知りません。
おうちに引き込もる機会が多いこのごろ、ぜひお気に入りの作品を見つけてみてください。
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