藤井聡太の経歴から探る!日本一みんなに愛される高校生の素顔とは?

 

今、日本で最も注目されている高校生と言えば、間違いなくこの人ではないでしょうか?

藤井聡太八段。

最年少で王位と棋聖の2つのタイトルを獲得し、これからもその活躍が大いに期待されている若干18歳の高校生プロ棋士。

将棋を見ない人でも、藤井くんのあの照れくさそうな笑顔は、何度もテレビでご覧になっているのではないでしょうか?まだ幼くて、本当に可愛いですよね。

でも、ひとたび将棋盤に向かえば、りりしい若武者のような表情に一変する。

静かに将棋を指す姿には、テレビ画面からでも鬼気迫るものを感じます。

まさに、天高く翔ける龍のようですね。これは、ひふみんこと加藤一二三さんが名付けました。ひふみん、ナイスネーミングセンスです!

そんな藤井くんの経歴を、将棋との出会いから探っていきたいと思います。

藤井聡太とは?

名前:藤井聡太 (ふじい そうた)

生年月日:2002年7月19日

出身地:愛知県瀬戸市

プロ入り年月日: 2016年10月1日

在位中タイトル: 2冠(王位 棋聖)

 

藤井聡太に将棋を教えたのは?

可愛い!!!

と、思わず叫んでしまいそうな写真です。

藤井聡太が初めて将棋の手ほどきを受けたのは、5歳の夏。母方の祖父から教えてもらったそうです。5歳の藤井くん、もう目に入れても痛くないほど可愛いお孫さんだったでしょうね。

でも、この可愛い孫は、可愛いだけでなく天才でした。

夏に教え始めた将棋が、秋にはもうお祖父さんでは歯が立たなくなっていたそうです。

まさかこれほどに成長するとは、夢にも思わなかったはず。天才だ!!と、思ったのかな?聞いてみたいですね。

その後、2007年の12月に瀬戸市内の将棋教室に入会。そこからは、まさに龍のように上へ上へと昇り続け、小学6年生の時に史上最年少で奨励会の初段、二段と昇段し、中学1年生の2015年10月には、またもや史上最年少で三段に昇段。

ここで、マスコミの注目を始めて浴びることになります。

【史上最年少】は藤井くんのためにあるような活躍ぶりですね。

そんな天才藤井少年にも、ちょっと恥ずかしいエピソードがあります。

ご紹介しますね。

藤井聡太は、泣き虫で負けず嫌いだった?

こんなりりしい藤井くんの写真を見ながらだと言いにくいのですが、バラします。

小学2年生の時に、2010年将棋の日イベントで谷川浩司さん(十七世名人)の2枚落ちで指導対局を受けたのですが、谷川さん優勢となって引き分けを提案されたとか。

すると藤井少年、猛烈に泣き始めて将棋盤から離れなくなってしまったそうです。
後に師匠となる杉本昌隆さんがとりなしても効果がなく、ずっと泣きっぱなしだったとか。

慌てて飛び込んできたお母さんがその場を収めたそうです。

悔しくてしかたなかったのでしょうね。でも、相手はプロで大人ですよ?

相当な負けず嫌いですよね。今の、あの穏やかでほんわかした雰囲気からは想像もできません。

恥ずかしい話だけでは可哀想なので、モテモテのエピソードも。

2018年のバレンタインデー。

藤井くんは当日対局だったのですが、関西将棋会館に将棋界始まって以来と言うほどの大量のチョコレートが送られてきたそうです。

ちなみに、私も送っちゃいました。

関西将棋界が、公式Twitterで送っていいとツイートされていたのを見てしまい、つい・・・。

関係ない話でしたね。

関係ないついでにもう一つ、このツイートのおかげで将棋ファンが自分の好きな棋士にチョコを送れることを知り、渡辺明棋士にも段ボール一杯のチョコが届いたそうです。良かったね、渡辺さん!

私は送っていませんが。

藤井聡太のプロデビュー戦は、史上最高の年の差対局!

藤井くんが14歳でプロデビューした時の対戦相手が、ひふみんの愛称で親しまれている加藤一二三九段(当時76歳)でした。

62歳という史上最高の年の差対局を制したのは、藤井くん。当時四段。

対局中に、相手の背後に立って将棋盤を見る、【ひふみんアイ】が話題になりましたが、加藤九段もとてもオチャメでキュートなかたですよね。

対局を振り返って、ひふみんは藤井くんを「秀才型の天才。いまのところ欠点が一つもない。」と絶賛しています。

面白かったのは、おやつタイムでのお話し。

ひふみんはカマンベールチーズが大好きで、対局中のおやつによく食べるそうです。

もちろん藤井くんとの対局中にも食べたそうです。

すると、それを見た藤井くんが、すかさず自分もおやつに持参していたチョコレートを食べ始めたとか。

大先輩であるひふみんより先におやつを食べてはいけないと思っていたのでしょうか?

ひふみんは、そんな藤井くんを見て、「なんて礼儀正しい若者なんだ!!」と感動したそうです。

もちろん、先輩より先に食べてはダメなんて決まりはないのですが、藤井くんはどんなささいな事でも、大先輩に敬意を払いたかったのでしょうね。

テレビでインタビューなどに答えている時も、言葉使いがとても丁寧で、ちょっと古臭いようなしゃべり方なのですが、藤井くんの日本語は本当に美しいなと感心してしまいます。

この対戦をきっかけに、藤井くんは怒涛の快進撃を始めるのですが、タイトルの棋聖を取った時に、ひふみんがとても素敵な言葉を藤井くんに贈っているのです。

「藤井聡太新棋聖にはその天賦の才を余すところなく発揮し天高く翔ける龍となり、将棋史に於いて今後だれもまだ見ぬ地平を、ときに孤独と闘いながらも勇猛果敢に切り開いていただき、いつまでも色褪せない名局を紡ぎながら、将棋という芸術文化の大輪の花を咲かせていただきたい」

引用元:https://www.chunichi.co.jp/article/90015

ひふみん、オチャメなだけではありませんね。これからの藤井くんの未来を指し示すような素敵な名言です。

おやつの話に引き続き、マスコミでも話題になった対局中のランチについて調べてみました。

藤井聡太のお気に入りランチメニューは?

 

豪華!!ビーフステーキカレーセットです。

第61期王位戦第2局2日目で藤井くんがリクエストしたお料理がこちら。

ちなみに、タイトル戦以外の対局はすべて自腹だそうです。

この日はタイトル戦でしたので、すべて主催者側の支払い。

タイトル戦の場合は、由緒あるホテルや建物で行われるのが一般的ですので、ホテルの場合はそのホテルのシェフが腕を奮うのでしょうね。どんなリクエストメニューにも全力で応えてくれるそうです。

それ以外の対局では出前が多いそうで、藤井くんのチョイスは、

天丼、高菜のピラフ、冷やしタンタンメン、中華ランチセット、海鮮丼、など。

写真で見ましたが、どれも本当に美味しそうでした。

好き嫌いはないようで、その時の気分にあわせて色々なものを食べている感じですね。

量は、どのメニューもボリュームたっぷり!さすが男子高校生。

甘いものもお好きなようで、わらび餅や杏仁プリンなどをよく頼まれるみたいです。

まとめ

  1. 藤井聡太は、愛知県出身の18歳。最年少タイトル獲得のプロ将棋士。
  2. 将棋に初めて触れたのは5歳の時。祖父に教えてもらったことがきっかけ。その後、怒涛の勢いで次々と将棋界の最年少記録を塗り替え続けている。
  3. 小さな時から周囲が驚くほどの負けず嫌い。子供の頃は、超泣き虫だった。
  4. プロ初対局は、62歳年上のひふみん。大先輩も絶賛する将棋のセンスとそれに負けない素晴らしい人柄。
  5. 食べ物の好き嫌いはなさそう。甘いものも好き。ボリュームはたっぷり!

まだまだ止まらない、藤井聡太の快進撃。どこまで昇り続けてくれるのか、日本中のみんなが注目しています。

藤井くんは、AIが最初には導き出せない1手を、最初から出してしまうそうです。

人間の尽きせぬ探求心が、AIを打ち負かす未来をぜひ見せて欲しいですね。

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