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ジャパネットたかた社長は退任した?あまり知られていない生い立ちなどに迫る!

2020.10.05

テレビを見ているときに一度は目にした事のあるテレビショッピングのCM。テレビだけでなくラジオで流れている事もありますよね。

テレビショッピングの中でも印象に残っているのは甲高い声で「本日おすすめする商品は!」から始まる「ジャパネットたかた」ではないでしょうか。その声の持ち主である社長の髙田明さんは現在退任されており、あるクラブの経営に携わっているとか…

テレビショッピングの中だけでしか見たことのない、髙田明さんについてはあまり語られていません。本日はそんな謎だらけの髙田明さんについて、生い立ちなどたっぷりと詳しくご紹介していきたいと思います。

髙田明とは?

名前:髙田　明
生年月日:1948年11月03日
出身地:日本長崎県平戸市
血液型:O型
会社名:株式会社A and Live

父親は、カメラ店経営者をされていて4人兄弟の次男として誕生しました。
高校生までは地元の長崎県で暮らされていたそうですが、大学は「大阪経済大学経済学部」に進学し親元から離れ自立。大学時代は、英語の勉強に力を入れていたそうです。

卒業後、京都の産業用機械メーカーに就職。1972年の24歳で8カ月間西ドイツで海外赴任を経験されています。大学時代に英語の勉強に没頭した事もありこの海外赴任を任せられたと私は考えました!実際、1970年代に英語を話せる人はごくわずかだったとか…
その時代だからこそか、髙田明さんは翻訳会社を設立しようと退社されます。しかし設立はせずに地元の長崎へ帰郷し1974年から兄弟で実父のカメラ店を手伝う事になったそうです。

ジャパネットたかたの設立の経緯とは?

京都の生産業メーカーを退社後、30歳になると長崎県の佐世保市に「カメラのたかた」支店を出店され移住していました。1986年には独立を希望され、佐世保市の三川内本町で20代から念願だった「株式会社　たかた」を設立する事に成功します。

「株式会社　たかた」ではカメラの販売で業績を拡大し、一般家庭のビデオカメラ普及を機に「ソニー　株式会社」の特約店になりました。特約店になる事で商品を独占的に販売できるそうです。
さらに、カラオケブームの到来に合わせカラオケセットを販売。これらの販売により地元での認知度が上がってきたのでしょうか?

4年後の1990年に、長崎放送が始めるラジオショッピング番組への出演依頼を知人を通し受けます。そこでコンパクトカメラを販売。たった5分の放送で、売れた数はなんと50台。これがテレビやラジオに出演されるきっかけとなったのでしょう。

1990年に「ジャパネット　たかた」に改名。実はこの頃まで会長は髙田明さんの実父がされていたそうです。改名されてからは本人自身が初代代表取締役に就任しました。

社長の退任に至る発言とは?

その後20年間以上も、日本全国のテレビ･ラジオで放送されました。過去最高の売上高は1,789億円を記録しましたが、売り上げの6割を占めていたテレビの売上高が減少し危機感を抱かれたそう。そういえば私の家にあるテレビも昔、「ジャパネット　たかた」で購入したのを思い出しました!

話を戻します…さぁこれからの経営はどうしよう。と悩み抜いた結果、「2013年度中に過去最高益を出す!もし出せなければ社長を退任する!」と宣言しました!思い切った発言に当時のメディアからの注目を浴びて過去最高益となる150億円以上の経営利益を達成しました。

「今だけ!」などと叫ばれたら「え⁉️そうなの⁉️」って、ついつい買ってしまいます。それも髙田明さんの上手な手口だと思います。

宣言通り成し遂げ社長を退任しませんでしたが、2年後の2015年に退任を宣言されました。後に社長となるのは、実の息子で長男の髙田旭人です。

「2015年退任したの?その後も販売している所を見たぞ。」という方はとても鋭いです!そうなんです。社長退任後もテレビ･ラジオショッピング番組にレギュラー出演を継続されていました。しかしどこにも属していなかったため、個人事務所の「株式会社A and Live」を設立し講演活動などの展開をされています。

また、V･ファーレン長崎の代表としても活躍されました。

髙田明のスピーチ力とプレゼン方法

数多く番組に出演し、商品を売り上げてきたそのスピーチ力やプレゼン方法が気になりますよね。

まず髙田明さんは自分が「これは良い!」と思って納得した商品しか販売しないそうです。人に進める時にまず自分はどうなのか?ということを大切にされていました。

その商品のどこが良いのかという内容を第3者に伝えられるのかがポイントだとの事。それはプレゼンを行う上でとても必要な事ですよね。ジャパネットたかたでは、普通の通販番組とは異なったプレゼンの仕方をしています。

それは、視聴者が商品を使用している事を前提にする事で、「この商品を買ったらこんなに便利なんだ。」「これを使えば…」とシチュエーションをイメージさせ購入する動機を作るそうです。

さらにテンポの良さと髙田明さん自身のインパクトのある声も大きな武器と言えるでしょう。「みなさん!」と高音は脳裏に焼き付き離れません。

実は、歌唱力も高くカラオケが得意だそうです。カラオケ商品の販売時に自ら歌い何度も高得点を出されていました。

さらに髙田明さんの声には犬にとって聞きやすい周波数が含まれていて、テレビやラジオから聞こえる声に反応し犬が駆け寄る動画が話題となっていました。

破綻寸前のサッカークラブを立て直し?

「ジャパネット　たかた」の社長退任され個人事務所を設立。
その後、2017年に「V･ファーレン長崎」というサッカーチームの代表に就任されました。
あるインタビューにて、髙田明さんはこう語っています。

「V･ファーレン長崎はもともと多くの地元企業などが株主になり経営していた地元のチームで、ジャパネットたかたも8年スポンサーをしてきました。しかし経営危機を迎えたと聞いて、このままだとチームがなくなってしまう。と感じ一肌脱がねばならないと思い就任させていただきました。」

これは、髙田明さん自身が長崎県で生まれ育ったからこその思いだったと感じました。地元への愛が伝わりました。
就任されてからは、クラブの環境改善やPR活動に力を入れクラブ史上初となるJ1リーグ昇格を果たしました。

3年後、2020年に経営状態が落ち着いた事もあり退任されました。V･ファーレン長崎の代表に就任時から3年程度と想定していたそうです。現在は実娘の髙田春奈が代表を務めています。

髙田明さんは、退任されてからもサッカー夢大使としてクラブの後方活動に携わっています。

まとめ

  1. 長崎県平戸市生まれで父はカメラ店経営。
  2. ジャパネットたかたはカメラ販売で事業を拡大した。
  3. ジャパネットたかたを退任後も番組へ出演し、サッカークラブチームの代表も務めていた。
  4. 現在は、自身の個人事務所を設立し講演会などを行っている。

さて、少しはジャパネットたかたの創設者、髙田明さんの事を知れましたでしょうか?今や知らない人はいないほど全国的に有名になり、経営能力がすごくある実業家だな、と感じました。

 

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